〜屋上で輪漢〜
ギィイー
屋上のドアがきしみながら開くと、1人の少女が姿を見せた。
えりとそでが青い体操服に同色のブルマという格好はこの学園指定ものだ。
夏休みの校内は人気も無く、校庭の木で鳴くセミの声だけが騒々しい。
少女が周りを見まわしていると、横手から派手なTシャツの少年が姿を見せた。
「へっへっへっ 来たね?」
「・・・あのぉ・・・」
「写真だろ? あっちにあるぜ」
と言いながら彼が来た方を指差し、少女を招いた。
少女が少年のいるところに寄って奥を覗くと、そこは付近の建物から死角になる場所で数人の少年たちがたむろしていた。
「遅かったじゃねえか」
「何やってたんだー」
「ホラ、早くこっち来いよ」
「・・・は、はい・・・・きゃっ」
彼女を呼ぶ声に返事をしたものの、身の危険を感じて逡巡している少女を、最初の少年が背中を突き飛ばすようにして仲間たちの前に連れ出した。
ひゅうー
彼女が向かってくるのを見て、少年たちの誰かが口笛を鳴らし、下卑た笑いがこぼれる。
それもそのはず。彼女の体操服の胸元は90cmを越える乳房がこれでもかと布地を突き上げているのだ。それが一歩ごとに大きく左右に揺れて、体操服の内側に柔らかい肉のかたまりがあることを示していたのだ。
彼らの好奇の視線を浴びて萎縮してしまった少女は、内心おびえて肩をそびやかして手を組んでしまっていたが、その格好だと彼女の巨乳を両腕で搾り出すことになり、胸の脹らみがよりいっそう強調されてしまうことに当の本人は気づいていなかった。
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