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■1■
新入生を輪漢〜
 
 
 
 
 ここはいつもの学園。今日も校庭では生徒たちが夏の大会に向けて練習に励んでいた。
 そして日暮れと共に部活も終わり、新入生の木村 朱音もまた部室に道具を片付け、部活の汗を流すためにシャワー室兼用の女子更衣室に向かっていた。
「あ、ちょっと朱音ちゃん」
 朱音が更衣室までやってくると、3年生の長谷川 初美が声をかけてきた。
「初美せんぱいっ! こんにちは!」
 朱音にとって初美は小さい頃から何かと世話になっている「近所のお姉さん」で、美人で優しいあこがれの先輩だった。
「朱音ちゃんもう部活は終わったの?」
「ええ、これから着替えて帰るところです」
「ちょうどよかったわ・・・ちょっと頼まれて欲しいことがあるの」
「なんですか?」
「6丁目の印刷所、知ってるわよね?」
「ええ」
「注文した同人誌の代金を支払うはずだったんだけど、急な用事で寄れなくなったの。
 かわりにお願いできないかしら?」
「ああ! そんなことなら、お安い御用ですよ!」
「ありがとう! 助かるわぁ。
 これに代金と注文の控えが入ってるから、印刷所の人に渡せばわかるわ。領収書は『輪漢堂』って書いてもらってね」
「はい!任せてください!!」
 手渡された封筒を大事そうにカバンにしまう朱音。
「それじゃあ、よろしくね」
「はい。 では、失礼しまーす」
 朱音は手を振る初美に見送られながら女子更衣室に入っていった。
 更衣室の中では、数人の女生徒がおしゃべりしながら着替えをしていた。もうシャワーを浴び終えているようだ。
「さて、わたしもさっさとシャワーを浴びて、印刷所に行かなくっちゃ!」
 カバンや着替えの入った布バッグをロッカーに置き、埃と汗で汚れた体操服を脱ぎ去って全裸になる。
 振り返ると、壁の姿見にメリハリのある美しい裸体が映っていた。
 中学2年の後半から急に膨らんできた乳房はわずか1年間でBカップからEカップになり、高校入学してやっと成長がひと段落した今は90cmのGカップになっていた。
 運動のときは結構邪魔だし、普段も肩こりしがちだが、ずっと運動をしてきたせいで引き締まっているウエストとヒップに、突き上げるような張りのあるバストは朱音の自慢のタネだった。
   シャ〜〜〜〜〜
 シャワールームの中で熱い飛沫が全身を叩き、汚れとともに疲れを流し去っていく。
「ふんふんふ〜ん」
 更衣室にいた女生徒たちが着替えて出て行き、朱音一人となったのをいいことに、朱音は鼻歌を歌いながらボディーソープを泡立てると、自慢の巨乳を持ち上げて谷間や下乳の汗まで丹念に洗い清めていた。
    カチャ キィィィ
 シャワーで全身の泡を洗い流しているそのとき、更衣室のドアが静かに開けられ、女生徒がそっと入ってきた。
「・・・・・・」
 女生徒は素早く朱音のロッカーを物色すると、急いで更衣室から去っていった。
「はぁ〜気持ちよかった♪」
 ゆっくりシャワーを浴びた朱音がようやく出てきて服を着ようとすると、ロッカーの中に置いてあったカバンと布のバッグがなくなっていることに気が付いた。
「あ! カバンがない!! ど、どうして!? ・・・あ、これは?」
 カバンが無くなった代わりにスカートの上にメモが置かれていた。

   『カバンを返してほしかったら
    すぐに合宿棟に来なさい』

「ど、どうして・・・誰がこんなこと!」
 見たところ女子の字のようだが、朱音にはカバンを隠されるようなイジメをされる覚えはない。メモの字にも心当たりは無かった。
 何はともあれ、あのカバンには初美から預かった大事なお金が入っている。なんとしても取り戻さなければ大変だ! 朱音はいそいで服を着始めた。
「ああ、替えの下着もバッグの中だったわ! んもう!」
 パンティは新しいものをバスタオルとともにシャワールームに持ち込んでいたが、ブラジャーは布バッグの中だった。脱いだ下着も布バッグに入れてあったので、残っているのは制服のブラウスとスカートだけだ。
「しょうがないわ。このまま着るしかないわね」
 朱音は素肌の上にブラウスを着てスカートを履くと更衣室を飛び出した。
 合宿棟は更衣室からは校舎の反対側だ。小走りで合宿棟へと急ぐ朱音を、すれ違う男子生徒たちが好奇の視線で見送った。
「うおー!すげえ!! 誰だ?あの子」
「さあ、見ない顔だな。たぶん新入生だろう」
「1年であの巨乳か!? たまんねえなあ!」
 朱音が去った後、男子が2人3人と集まっては、しばらく朱音の話で盛り上がっていた。
 焦る朱音は気にするどころでなかったが、ブラで押さえられていない巨乳がブラウスを内側から押し上げて肌色が透けてしまい、その頂点では乳首がくっきりと浮かび上がっていた。
 それが一歩ごとにブルンブルンと揺れて、少年たちにはこの上ないご馳走シーンになっていたのだった。
 
 

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